入門編

そもそも金融って何?

「金融」という言葉を広辞苑で調べてみるとこんな風に説明されています。

①金銭の融通。かねまわり。 ②経済社会における資金の貸借。

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しかし、私がこのページで話したい「金融」はもう少し広い意味を持っているように思います。

このサイトをお読みいただく際には、次のようなことを全て含むワードとして考えて欲しいと思います。

  1. 誰かが誰かとの間のお金の貸し借り
  2. 誰かが誰かのお金を預かること
  3. 誰かから誰かへお金を動かすこと
  4. 誰かがあるビジネスにお金を出してそのビジネスの儲けの一部を受け取ること、反対にいえばビジネスを行う人が誰かからお金を集めて、儲けを分配すること
  5. お金をポイントに替えて、そのポイントを使ってモノを買ったり、サービスを受けたりすること
  6. モノを買ったり、サービスを受けたりしてから、あとでお金を払うこと

金融規制ってなぜ必要なの?

日本では、みんながビジネスを自由に行うことで、より良いモノが売られ、より良いサービスが提供されるという考え方が基本にあります。

金融ビジネスについても基本的には同じです。多くの人は、より良い金融サービスを提供してくれる会社を選び、会社は多くの人から選ばれるためにより良い金融サービスを提供しようとします。

しかし、現実には必ずしもこのような結果とはなりません。世の中では投資詐欺という言葉があるように金融とは名ばかりの犯罪に手を染めてお金を得ようとする人もいます。このような犯罪が許されないのは言うまでもありません。このような刑法で禁止されている犯罪を犯した人は、裁判で有罪となれば刑罰を受けることになります。

しかし、詐欺のような犯罪でなくても、ある人が自由にビジネスを行った結果、他の人が損をすることがあります。

例えば、人からお金を預かるというビジネスは誰もが行って良いとはされていません。

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